【AED】BLSプロバイダー認定を取りにいってみた話
【BLSプロバイダー認定を受けてきた話】
最近、ほんとうに色々ありまして やんわり生きれていない《やんわり放射線》です(^^;
皆様は
※突然 横の人が意識を失ったらどうしますか?
※心肺停止したら?
考えたことありますか?
あまり、日常では遭遇する機会はないですよね。医療従事者の方なら一度は心肺停止状態の方に出くわしたことが多いと思いますが。
医療従事者でも
マジで、正直焦りません?
いくら医療従事者といっても
≪今から心臓止まります~!≫
とか言って倒れる人いないですからね~?
正直、落ち着いてる顔しながら かなり焦ってます。(顔には出しませんが)
そこで、一度初心に戻り訓練を兼ねてBLSプロパイダー資格を取りに行ってきました。
そもそも、BLSって何?
一次救命処置(いちじきゅうめいしょち、BLS:Basic Life Support)とは、呼吸が止まり、心臓も動いていないと見られる人の救命へのチャンスを維持するため、特殊な器具や医薬品を用いずに行う救命処置であり、胸骨圧迫と人工呼吸からなる心肺蘇生法(CPR)、そしてAEDの使用を主な内容とする。以下は基本的にJRC(日本語版)ガイドライン2010 第1章 一次救命処置(BLS)に基づき、必要に応じて他の章、他のガイドラインも参照した。ガイドライン2010成人向BLSの主要なポイントは迅速な胸骨圧迫の開始と、その中断を最小限にすることである。一方、小児用BLSや溺水で、特に熟練救助者の場合はガイドライン2005との差はさほどない。 wikiより
急に倒れた心肺停止の人に対する一次処置を
わかりやすく実践的に対処法を学ぶ。
と言うことですね。
しかも、地域AED講習より専門性に特化し
母体がアメリカ心臓協会なので世界基準です。(一応、国際ライセンスらしいですよ)
また、乳幼児の窒息や心肺停止の対処法まで学べちゃいます。
素晴らしい‼️
BLSプロバイダー認定資格は講習会&実技テスト💯と筆記試験✒️があります。
【講習会&テストまでの流れは?】
BLS講習なので、始めは成人のBLSから開始して、小児→乳児と進んで行きます。
成人のBLSパートが終わったら、成人BLSの実技テストがあります。 小児、乳児も同じです。
実技テストは、1人でのBLSから始まり→途中から他の人員が助けに入るシナリオなどがあります。 そのため、始めは1人でCPRをして 他の方が来たら指示をして進めていきます。
【実技のポイント】
ポイントは 、
- 周囲の安全確認
- 廻りに助けを求め
- 119番とAEDをお願いする(救急カート&AEDまたは除細動)
- 10秒以内に呼吸&脈拍確認(頸動脈にて)
- 心肺停止のためCPR開始
- 成人 胸骨圧迫30:呼吸2 にて(救護人員が増えたら圧迫を5サイクルで交代する。
- 胸骨圧迫する人、AED&人工呼吸する人 で交代)
- AED到着 人員が1人増える(ここからは2人体制での救護シナリオ)
- 1人はまだCPR&人工呼吸(もう1人がAED立ち上げ&セット完了)
- AEDが心電図計測開始する(はなれて下さい)
- AED計測中に、次のCPRが終わったら圧迫を交代してもらうように言う(圧迫精度維持のため)
このような流れをテストされます。
タイムウォッチで、タイムを計測されているので 心肺停止確認とCPR交代、胸骨圧迫のテンポと 上記の流れが重要です。
トレーニング人形は、生還率や胸骨圧迫テンポ、換気率が計測されています。たしか 生還率が約60%に到達していないと不合格です。
【筆記のポイント】
筆記は、基本的な事と例題がでます。
基本的な事は例えば
- 成人のCPRは30:2
- 胸骨圧迫のテンポは1分間に100~120回
- 胸骨圧迫の深さは5cm辺りまで
- 2人体制になれば、CPRは5サイクルで代わる。
- 乳児は、1人体制では30:2ですが2人体制なら15:2に変わる。
などなどです。
【例題】は、現場を想定した記載があり 正解を選ぶパターンです。
例えばの問題で
≪外で人が倒れていました。あなたが第一発見者です。意識はないようです。他の人に助けを求め119番とAEDの要請をお願いしました。次に貴方がとる行動は何ですか?≫
のような問題です。
正解は、10秒以内に心肺確認(呼吸は胸郭の動き、頸動脈接知)
筆記試験は、確か問題数がだいたい 35問ぐらいです。 時間は約35分
テスト中、教科書は持ち込み可です。 しかし、テスト時間が短いので 教科書を一度は読んでた方がよいです。調べながら回答してると時間オーバーになります。
一度、挑戦してみるのも価値ありです(^o^)
BLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2015 準拠
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