放射線技師が気管支鏡検査(Bronchoscopy) 受けた感想・受けるコツなど書いてみる❗③
放射線技師が気管支鏡検査(Bronchoscopy)
受けた感想・受けるコツなど書いてみる❗③
次は、《検査開始中の呼吸》について。
のお話をしていきたいと思います。
基本的に、検診中の呼吸は【鼻呼吸】です❗
咽頭、声帯周辺への麻酔薬が十分に効いていると気管支鏡を入れられた瞬間は ほとんど分かりません。
しかし、喉元を過ぎて挿入を開始していくと同時に 麻酔薬を散布しながら気管支を通過していきます。
この気管支内部での麻酔薬散布もむせます‼️
Drの方々が、散布する時に
『今から、麻酔薬を気管支に散布しますね~』
と教えて頂けると思いますので
この瞬間の呼吸方法は
息を少し止める❗
が個人的にはベストだと思います❗
麻酔薬は、粘膜の刺激があるので ムセます❗
むせた時に、呼吸をすると よりムセが酷くなりますよね❗
はじめから、ムセるタイミングが分かっているので 少し息を止めておくと楽になります。
必ず、《うっ‼️》とムセの衝動がきますが
息止めをしている。 = 横隔膜を意識して止めている。
ので、少しムセが抑えられます。
その後は、【鼻呼吸に集中】します❗
この【鼻呼吸】のコツは
- 鼻に意識を集中させる
- できるだけユックリ鼻呼吸をする
- 腹式呼吸を心がける(鼻呼吸のみ)
- 数をかぞえる
の4点です❗
腹式呼吸も、鼻呼吸のみで行います❗
お腹・鼻に意識を集中し、数をかぞえながらユックリ呼吸をすることにより ムセの衝動を少し弱める事ができます。
また、ムセが起こった場合に パニックになることも防ぐ事ができます。
ムセが起こった状態で、気管支にチューブが入っている。しかも、検査は続いていることを考えるとパニックなります。
そこで、【数をかぞえる】ことで軽減します。
これらの内容を知っていると、怖さはあるかもしれませんが
あなたの気管支鏡検査は大丈夫です❗
コツをつかめたはずです‼️
ここまで、お読み頂き ありがとうございました。多少、個人の主観が入っているかもしれませんが これから気管支鏡検査を受けられる方々の助けになればと、今回の記事を書いてみました。
私たち、医療従事者も 検査する時
患者サンに《少しでも苦痛がなく・早く・安全に・安心を》を常に心がけて最善の医療を提供できるよう努力しています。
日々、精進です。
ありがとうございました。