【なぜ、そうなった?】
中国における慢性閉塞肺疾患が増加傾向に…。
患者は増加傾向、大気汚染を原因に挙げる医師の声がもっとも多い結果に
増加する患者数、国や医師も大気汚染を原因に挙げる。
中国は急速な経済発展の中で、大気汚染も深刻な問題となっている。
中国疾病予防控制中心(疾患予防センター)は慢性閉塞肺疾患(COPD)の原因として、他国にはない大気汚染を挙げている。
『COPDとは?』
COPDとは、Chronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)の頭文字をとった名称です。タバコなどの有害物質の吸入によって肺に慢性的に炎症が起き、空気の流れ(気流)が制限される結果、呼吸困難などの症状がみられる病気です。
患者の有病率は2006年の中華医学会(中国医学協会)による発表では8.2%と他国と同水準であったが、約10年たった現在は増加も予想され、医師調査結果でも8割以上の医師が5年前に比べて診療患者が増加しているとしている。
今後5年後、10年後に診療患者が増加するとする医師は75%強、10年後の割合は現在の137%と大幅に増えると見込んでいる。
人口比でみても現在すでに1億以上の慢性閉塞肺疾患 患者がいることは間違いなく、将来の巨大市場となる可能性を含んでいる。
【調査地域】
中国6都市
一級都市:北京、上海、広州
二級都市:瀋陽、成都、鄭州
やはり、色んな意味で怖い国かもしれません((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
プレスリリース 20160906 中国におけるCOPD市場調査の結果を発表 - SSRI | 株式会社 社会情報サービス